|
全身に張り巡らされているリンパ管には「リンパ節」がありますが、リンパ節はウイルスやバイ菌など異物が外部から侵入してきた際に、ブロックしてくれる役割を持っています。
異物と闘っている間、リンパ節は炎症を起こして腫れなどの症状を伴います。
これがリンパ節炎です。
リンパ節炎は、リンパ節が集まっている耳や頸部・脇の下によく見られます。 |
・圧痛(押すと痛みがある)
・炎症した部位が赤くなる
・患部が熱を帯びることもある
・膿瘍
原因を特定する為に組織を取って「生検」を行うこともあります。
悪性の場合は痛みがなく、リンパ節がしこりのように変化し硬くなるケースが多くなります。 |
リンパ節炎のほとんどは心配のないものです。
熱感も腫れもなければ自然治癒しますが、感染があった場合には抗生物質による治療を行います。
膿が溜まっている場合には、切開して除去します。
自然治癒してしまうことが多いリンパ節炎ですが、もしもの為にも病院で医師に診察してもらった方がいいでしょう。
『後悔先に立たず』という言葉使いたくないものです。 |
|