首のしこり

リンパ腺が腫れる原因


リンパ腺(リンパ節)が腫れることはよくあることです。

リンパ腺は体内に細菌やウイルスが入ってこないようにストッパーの役割を果たしてくれているものです。

リンパ腺が細菌やウイルスと闘っている際に炎症が起きるので、その部位が腫れてしこりができることがあります。




原因になるもの(頸部のリンパ腺の腫れの場合)

・ブドウ球菌などの病原菌の感染
・ウイルス性の感染病
・リンパ管内の疾患

体の抵抗力とリンパ腺の腫れ

体内の免疫がウイルスなどの「外敵」に勝てば、リンパ腺の腫れは自然に解消します。
しかし、抵抗力が低ければリンパ腺の腫れは続行し、痛みや熱感を伴う症状が続いてしまうのです。

悪性腫瘍の可能性もある

リンパ腺の腫れは、細菌感染によるものがほとんどです。

しかし、悪性リンパ腫のように血液の癌が原因でリンパ腺が腫れていることが、ごく稀にですが起こります。

悪性リンパ腫は風邪の症状に似ており、病院で検査しない限り他の疾患との鑑別はできません。

悪性リンパ腫は血液のがんですから、気づかずに放置すれば進行して死に至るケースもあります。

微熱が続いたり、首にしこりができて(無痛)疲れやすいなどの症状が出ているのであればすぐに病院を受診するようにしましょう。


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