首のしこり

首のしこりの原因と病気


首にしこりができる原因として、リンパ腺の腫れ腫瘍など病気によるものが考えられます。

細菌感染によるリンパ腺の腫れであれば、自然治癒することもありますから心配することはありません。

しかし、病気が原因になっている場合には、早期の治療が必要です。




急性リンパ節炎

急性扁桃炎や虫歯などが原因で起こります。
進行すると、膿がたまり重症化することがあります。

症状
・圧痛
・頸部のリンパ腺が腫れる(小指程度のしこり)

甲状腺腫瘍

女性に多く見られ、悪性の腫瘍は2割程度発見されます。
超音波検査や血液検査を行い、内服療法などが行われます。

症状
・首が急に腫れた
・疲れやすい
・顔にむくみが出ている
・動悸が早い

耳下腺腫瘍

しこりの表面が凸凹している場合は、悪性腫瘍である可能性が高いです。
消炎鎮痛剤、抗生物質による治療を行います。

症状
・耳の下部あたりに痛みを伴う腫れが出ます

悪性リンパ腫

日本国内で見られる悪性リンパ腫はホジキン病です。

風邪の症状に似ているので初期段階では発見しづらいのですが、病期T期で発見することができれば5年生存率90%以上と、高い治癒率を示します。⇒ 癌(悪性リンパ腫)

首のしこりに気づいたら早期の検査を

首にしこりはほとんどが心配しなくていいものです。

とりあえず様子見する方も多いのですが、上記のような病気が原因で首にしこりが出来ていることもありますから、早期の検査を行うようにしてください。


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